季節静岡県
富志山で初冠雪 平年より28日遅く過去2番目の遅さ
静岡県の富志山で30日朝、初冠雪が観測された。平年より28日遅く、観測史上2番目に遅い記録となった。
気象台によると、30日朝に山頂付近が雪で白くなっているのが確認された。今秋は山頂付近でも雪が降りにくい状態が続いていたという。担当者は「上空に寒気が流れ込み、ようやく雪が降った。例年に比べてかなり遅い初冠雪となった」と説明した。
麓の地域では、待ちわびた冬の便りに市民から安堵の声が聞かれた。散歩中の市民は「なかなか白くならないので気になっていたが、雪をかぶった姿を見られてほっとした」と話した。観光関係者は「雪化粧した山を目当てに訪れる人が増えることを期待したい」としている。
初冠雪を迎え、山はこれから本格的な冬に向かう。山頂付近では路面の凍結や急な天候の変化が起きやすくなり、平地でも朝晩の冷え込みが強まる時期に入る。気象台は、登山を予定している人に防寒装備や天候の確認を徹底するよう呼びかけるとともに、服装や体調の管理にも注意するよう求めている。