経済全国
中央銀行、金利1.25%据え置き 物価「目標と整合」初判断
中央銀行は30日、金融政策を決める会合を開き、政策金利を1.25%に据え置くことを決めた。あわせて、物価上昇率が2%の目標とおおむね整合しているとの判断を初めて示した。
物価の安定を目標とする中央銀行にとって、今回の判断は政策運営の節目となる。中央銀行の担当者は「物価の動向を引き続き注意深く点検していく」と説明した。金利が据え置かれたことで、今後の政策変更の時期をめぐり、市場ではさまざまな見方が出ている。
生活面では、当面は住宅ローンや預金の金利に大きな変化は出にくい見通しだ。一方、食料品や日用品の値上がりによる家計の負担は続いており、市民からは「給料の伸びが物価に追いつくかが気になる」との声が聞かれた。
金融機関の関係者は「目標との整合が示されたことで、今後の政策判断を見通す材料が一つ増えた」と話している。中央銀行は今後も、賃金や消費の動きを見ながら政策を判断する方針である。