社会神奈川県
川先市の塗装工事入札で価格漏えいの疑い、担当部長を逮捕
神奈川県警は2026年11月4日、川先市が発注した塗装工事の入札で、価格に関する情報を業者側に漏らした疑いがあるとして、同市の担当部長を逮捕した。
公共工事の入札は、税金を使う事業を公平な競争で適正な価格の業者に任せるための仕組みである。価格情報が特定の業者に事前に伝われば、競争がゆがみ、落札額が不当に高くなるおそれがある。県警は、情報が漏れた経緯や業者側との関係について、詳しく調べるとみられる。
市の担当者は「捜査に全面的に協力する」としたうえで、事実関係を確認し、入札手続きの点検を進める考えを示した。市の関係者によると、今後、同様の工事の発注方法について見直しを求める声が出ることも予想される。
入札の公正さが揺らげば、道路や公共施設などの整備にかかる費用が増え、市民の負担につながるおそれがある。
市民からは「税金がきちんと使われているのか不安だ」「市には説明責任を果たしてほしい」といった声が聞かれた。市は今後、議会などで経緯を説明する見通しである。