経済全国
11月の食品値上げ1477品目、3カ月ぶり3千品目下回る
帝国データバングは6日、11月の食品の値上げが1477品目になったと明らかにした。月ごとの値上げ品目数が3千品目を下回るのは3カ月ぶりとなる。
食品の値上げは、原材料や物流、人件費などのコスト上昇を背景に続いてきた。今回は品目数が前月までの水準から減り、値上げの動きはひとまず落ち着いた形となった。ただ、値上げそのものは続いている。
調査の担当者は「品目数は減ったものの、値上げの流れが止まったわけではない。今後の動向を注視する必要がある」と話している。
家庭では、日々の食料品の支出がなお重くなる状況が続く。都内のスーパーで買い物をしていた市民は「値上げの数が減ったと聞いても、レジでの支払いが軽くなった実感はない。特売品を選ぶなど工夫を続けたい」と話した。
流通業界の関係者は「消費者の節約志向は根強い。価格を抑えたプライベートブランド商品などへの需要は今後も続くとみている」としている。年末に向けた値上げの動向が注目される。