季節福井県
越善がに漁が解禁、越善漁港で初競り
福井県で6日、冬の味覚として知られる越善がにの漁が解禁され、日帰り漁を行う越善漁港では同日中に初競りが行われる。
越善がには毎年この時期の解禁を待って水揚げされ、地元では冬の訪れを告げる存在となっている。日帰り漁の漁船は解禁日の早朝に出漁し、その日のうちに港へ戻って水揚げする。このため、越善漁港では解禁当日から競りが始まり、市場には仲買人などの関係者が集まる見通しだ。
漁港の担当者は「漁業者にとって待ちに待った日。安全に操業し、良い状態のかにを届けたい」と話している。競り落とされた越善がには、県内の鮮魚店や飲食店、旅館などに順次出回る予定で、地元の観光関係者も冬の誘客につながるとして期待を寄せている。
解禁に合わせ、県内の店頭では近く越善がにが並び始める見込みで、家庭の食卓や観光地の料理にも冬の味覚が加わることになる。市民からは「今年もこの季節が来た。早く味わいたい」との声が聞かれた。漁の状況は天候に左右されるため、関係者は今後の海の様子を見守っている。