国の天然記念物クマゲラのオス、卵4個続けて持ち去り

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国の天然記念物クマゲラのオス親が、つがい相手のメス親が巣穴に産んだばかりの卵を次々と4個持ち去ったことが今春、札幌市近郊の森で確認された。これまでもオス親がその年の最初の卵を持ち去る行動は報告されているが、4個も続けて持ち去るのは異例。なぜ卵を持ち去ったのか。
 卵4個の持ち去りを確認したのは、札幌市を中心に野鳥観察を続けている笹森繁明さんら。笹森さんによると、持ち去ったのは5月4、5、7、8日。いずれもメス親が産卵後、オス親が巣穴に入り、卵をくわえて飛び去った。その後、巣穴に戻ってきたオス親は卵をくわえていなかった。
 クマゲラの卵の持ち去り行動については、東大北海道演習林の元助手でクマゲラの生態を50年以上追い続けた有澤浩さん=富良野市在住=が研究論文や著書で紹介している。有澤さんは「私が観察した限りでは2卵の持ち去りまで。4卵の持ち去りは見たことも聞いたこともない」と話している。

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